すごくどうでもいい話ですが、お付き合い頂けると幸いです。
ひつじ化計画
ブログのタイトルを「クラゲ化計画」としているぐらいですから、当然クラゲは大好きです。
物心ついた頃にはクラゲに憧れていたし、今もなお自分の目指すべき在り方であると確信しております。
しかしながらぼくは昨日までプロフィールの画像をひつじにしていました。
見たことない人がほとんどだと思うので載せます。こちらです。
絵は昔から得意で、このイラストで描かれている生き物がひつじであるということは100%伝わるとは思ったのですが、世の中には鹿とトナカイの違いもわからない人がいるらしいので平仮名を併記しました。
ぼくなりの優しさであります。
若干左に寄っているのはトリミングに失敗したからに他なりません。
ところでなぜプロフィール画像をひつじにしたかと言いますと、時は中世まで遡るのですが、当時のフランスでひつじ(フランス語でムトン)は国民的に愛された動物でした。
もちろん食用としてや羊毛としても活躍しておりましたが、当時からあの愛くるしいふわふわの塊には根強いファンがいたのです。
当時の有名な画家たちは皆ひつじを描きました。
ひつじを上手く描けてこそ王族に認められる、いわば一つの登竜門。
伝統的な景色とともに優雅でいきいきとしたひつじを描き、認められることは一つのステータスであったのです。
ぼくもフランスには多少なりとも所縁がありまして、いつかひつじを描き、公衆の元に届け認められたい、そんな想いがどこかにありました。
そして描いたのがこのひつじ。
ただ、どう考えてもブログのタイトルとは合いませんし、先ほどまでだらだらと書いたフランスの画家は王族に認められるためにひつじを描くという話はたった今思いついた作り話にすぎませんので、今回クラゲの絵に変更ことを決意しました。
選び抜かれたデザイン
皆様にクラゲのアイコンをご覧いただきますと、どうしてもヤノユウは手をぬいたな?と疑念の目を向けれるのでありますが、そうではありません。
2000もの案の中から選びに選び抜いてやっと決まった、いわば選ばれしクラゲが先のプロフィール画像なのです。
ここでその証拠に最終選考まで残ったクラゲのイラストを紹介したいと思います。
見る人が見ればわかると思うのですが、どれも絶妙なバランスで描かれております。
大切なのはやはり余白とのバランスと触手の長さ。
最終選考まで残る作品はこれらが特に優れていました。
正直に言えばどれも採用してあげたい。
ここからふるい落すなんて残酷なことはできない、と何度も思いました。
しかしこれは遊びではなく勝負の世界。
生きるか死ぬかのバトルロワイヤルであります。
ぼくは心を鬼にして再度選考を行い、どれも違いがよくわからないのでてきとうに一番下のやつを選びました。
これからもこのクラゲをよろしくお願いします。