クラゲ化計画

すこし疲れたから休もう。

中華料理と本気で向き合う会 in 横浜中華街

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あなたは本気で中華料理と向き合っていますか?

中華料理が嫌いな人はあまりいません。

辛いのが苦手とかはあると思うけど、種類も多いし一つや二つ好きな料理があるはず。

誰もが日常的に中華料理を食べている。

でも向き合えているでしょうか?

中華料理と本気で向き合うことができているか?と聞かれたら、ほとんどの人がNOと答えると思います。

だってよく意味がわからないもん。

中華料理と本気で向き合う会に参加してきました

中華料理と本気で向き合う会とは、その名の通り中華料理に対して本気で向き合おうとしている人たちの集まりです。

説明になっていませんが、これ以上説明しようがありません。

この会は年に一回、「向き合う日」を設けて、横浜に旅行に行きます。

目的はもちろん中華街のみ。

赤レンガ倉庫も山下公園もランドマークタワーも全てスルーします。

中華街に着く。お店に入る。食べる。現地解散。という大変ストイックな内容ですが、これがとても楽しいのです。

中華街に着くまでは当然中華料理トークに華を咲かせます。

だいたい私の好きな中華料理ベスト10とか浅い話が多いです。

酢豚にパイナップルを入れるか入れないかの話はしません。一度それで会が解散しそうになったからです。

基本的に和気藹々としている会のメンバー達。

しかし中華街に着いてお店に向かっている間、不思議と口数が減っていきます。

ここからは遊びじゃないんだ!という気持ちの表れだと思います。

決して話のネタ切れではないのです。

今は向き合うことに集中したいのです。

中華料理と向き合う時、中華料理もまたこちらと向き合っているのだ

注文して配膳された中華料理に対して、会のメンバーは真摯に向き合います。

これを、食べる、食べるんだ・・・みたいなことを小声で呟いている人とかもいます。その方が向き合ってる感が出るからです。

そして向き合った後は当然食べます。冷めたらおいしくないですし向き合っている時間はあまり長くないです。せいぜい5秒くらいかな。

でもこういうのは時間の問題じゃないんです。大切なのは気持ちだと思います。

中華料理と対峙している時、人は何を考えるのだろうか?

その答えは一人一人違います。

ただ誰もが心の中に理想とする中華料理を持っているし、その理想を目の前の中華料理と重ね合わせた時、いつもと違う中華料理が見えてくるのではないでしょうか。

そんなことを考えながら帰りの新幹線でピュレグミの青リンゴ味を食べました。

一番美味しい。