第25話 反抗期
解説
反抗期ってほとんどの人には誰にでも来るものだと思いますけど、もしまだの方が読者の中にいらっしゃいましたら、是非とも個性的でユニークな反抗を見せて欲しいものです。
親に向かってキツくあたるとか、学校の先生を無視するとか、そういった古典的でチープな反抗は、もう時代にそぐわないんじゃないかな?って思います。
例えば昔のロックバンドのギタリストは、こぞってギターを折ったり、火をつけたり、観客の席に投げたりしていました。
まあ当時はそれもかっこよかったかもしれないですけど、今はちょっとひいてしまいますよね。純粋にかっこいいと思える綺麗な心をぼくらは失ってしまった…
そこから時代は流れ、これもまた結構古いお話ですけれども、「すかんち」というバンドのフロントマンROLLYはギターを壊すというパフォーマンスに反抗して、ライブ中ステージ上でギターを直してみせました。
これはいい反抗の例です。
今聞いても色褪せないユニークな反抗だと思います。
なぜこんな話をしているのかと申しますと、まだ反抗期が来ていない!、もしくはもう一回くらい来そうだ!という方々に、是非クラゲ化計画という反社会的組織へのご参加をご提案させて頂きたく思い、本記事を書いてあります。
人間をクラゲに変えてしまおうという本計画は、一般的に社会からすると反抗以外の何物でもありません。
それでいて独創的。ぼくの知る限りまだ公にクラゲ化運動を行った者は長い歴史を紐解いても存在しません。
反抗期のパワーあふれる皆様方のお力が必要です。
是非ともご協賛いただけますよう、よろしくお願いいたします。
あ、あとぼくがリーダーであり、教祖であり、予言者ですので、ぼくの発言に対する反抗は決してしないように。