争いごとは良くないです。
なにもしたくない
意識の低さに定評のあるぼくは、とにかく会社に行きたくありません。
別に今の仕事は好きでも嫌いでもないし、職場の人間関係も可もなく不可もなくな感じ。
きっと世間的に見れば給料は高くないけど安くもないし、労働環境もどちらかといえばホワイトよりの会社だと思います。
それでもやっぱり行きたくないです。
ゆとり世代だからでしょうか。たぶん関係ないと思います。
一部の野心に燃えた例外的な方々を除いて、世間一般の人々は会社に行きたくないのが普通なのです。
ぼくもその普通の人なので、普通に行きたくない。
だから忍術で解決することにしました。
分身すれば自分の人数が増える
当たり前の話で大変恐縮ですが、分身すれば自分の人数が増えます。
分身する数にもよりますが、最低でも2人以上にはなりますよね。
ぼくはなんとなく会社に行きたくないだけで、他に何かを成し遂げようなどとは微塵も考えておりません。
3人以上に増えても疲れるだけだし、コスパが悪いので2人で十分と判断しました。
もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが、分身した自分に会社に行ってもらい、その間お昼寝をする作戦です。
この案を思いついた時は自画自賛しすぎて、ちょっとむせました。
喧嘩になった
これで一日中お昼寝ができると喜んでいたのですが、なぜかもう1人のぼくもお昼寝をしようとしています。
これは想定外でした。
ぼくの部屋にはベッドが一つしかありません。
一人暮らしですので当然シングルサイズのものが1つです。
床に敷く予備の布団とかがあれば良かったのですが、その準備もしていませんでした。
かといってシングルサイズのベッドに自分が2人並んで寝るのも気持ち悪いです。(ダブルベッドでも嫌です)
2人ともお昼寝をするにはどちらかが床で寝ないといけなくなりました。
当然ぼくはベッドで寝たいのですが、分身のぼくもそれを譲りません。
固い床で寝たい人がいるわけはないし、分身の言い分もわからなくはないです。
ただカーペットも敷いているし、一応ぼくの分身という立場なのだからそれで我慢して欲しいと伝えたのですが、ベッドが良いの一点張りです。
しかし、本体のぼくからしてみれば、なんでわざわざ自分の家なのに床で寝なきゃいけないんだ!という気持ちを拭い去ることはできません。
ぼくは争いごとがセロリの次に苦手なので、分身を解くことにしました。
せっかく素晴らしい案を思いついたのに残念です。
仕方がないので、別の案をお昼寝しながら考えたいと思います。