第19話 幸子を探して
解説
幸子の元ネタですが、ぼくの本名が矢野幸子だからではなく、かかしの名曲「不幸子」のインスパイアとしてつけました。
皆さまはあの伝説のフォークバンド「かかし」をご存知でしょうか?
埼玉県民(と一部の関東に住んでいる人)なら絶対に聴いたことがあるFMラジオ局NACK5。
大宮から周波数79.5MHzで埼玉県周辺にだけ放送しているラジオ局です。(いまはradikoとかでも聴けるみたいです。)
ぼくもまだ首が座ってない頃はよく聴いていました。
昼は「GOGOMONZ」、夜は「The Nutty Radio show 鬼玉」。
あの頃の埼玉県は東京に通勤するためかNACK5を聴くためだけに存在する県でした。
そして「鬼玉」のメインパーソナリティーといえばバガボン鬼塚。
かかしはそのバカボンさんがギターボーカルのバンドとして一部の人達に有名です。
「不幸子」は(シングル盤もあるけど)1stアルバム「万博(ばんぱく)」と2ndアルバム「万博(まんひろし)」に収録されています。
バカボンさんの優しい歌声と悲壮感のある歌詞が素晴らしく、曲もしっかりしていて完成度が高いです。
「最高のメロディに最低の歌詞を」を忠実に実現している素敵なバンドですので、心に余裕のある方は是非聴いてみてください。