ぼくは気付きました。
早く冬になって欲しい
最近やたらとジメジメしていて、これから梅雨本番を迎えるのだなぁと思うと思わずため息が漏れます。
本当に憂鬱でたまりません。
梅雨が明けると例年の感じでは、夏がやってくると予想されます。
暑いのは本当に嫌です。寒いのの8倍は嫌。
ぼくがクラゲ化計画を成功させた暁には、夏を一部廃止してその分秋を伸ばします。
ただそんな絵空事を思っていても何にもなりません。
仕方がないので、ぼくはこの前仲間になった白くまさんにお願いして、部屋を真冬に演出して頂く運びとなりました。
白くまさん!出番だよ!
真冬は寒い
とりあえず白くまさんのパワーを全開にしました。扇風機も使って吹雪も演出します。
急速に冷えていく室温。
ぼくはポカリスウェットを飲みながら『人間不平等起源論』を読んでいたのですが、しだいに寒くなり、早くも自分のしていることの意味が分からなくなってきました。
急速な環境の変化に、体がついていけなかったようです。
気づけば凍えてガタガタと震えていますし、本の内容も頭に入ってきません。
「人間って不平等だな〜」という感想だけが脳内をループし続けています。
そこでようやく気づいたのですが、ぼくは根本的に大きなミスを犯していました。
真冬の演出を夏服から着替えずに行ってしまったのです。
どうりで寒いはずです。これじゃあただの愚か者じゃありませんか。
ぼくは着ていた浴衣を脱ぎ、ハンガーにかけて、もこもこのジェラートピケの部屋着に着替えました。
ジェラピケの部屋着は正義です。
おこげしるこを食べた
着替えただけではまだ寒かったので、こんな日のために買っておいた「おこげしるこ」を食べてみました。
「おこげしるこ」とは球体にお湯をかけるだけでおしるこが作れる未来の食べ物です。
見た目もかなりかわいいです。
作り方はとっても簡単で、おしるこが入ってそうな容器に謎の球体とお湯を入れるだけ。
軽くスプーンでくずしていると、いつのまにかふやけてそれっぽい感じに。
気づいた時には身も心もおしるこです。
食べてみますと、これがまた本当におしるこなのです。
そういう意味では、人間っておしるこの前では平等だなぁと思いました。
『おしるこ平等起源論』の出版に期待しましょう。